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ZEHの条件とは?!(2)
こんにちはアルフレンテの戸田です。
本日は昨日の続きの断熱性能・機密性能の基準値をクリアにする
につきまして!!
ZEHとして認められるにはSII(一般社団法人環境供創イニシアチブ)がみとめる基準を満たす必要があります。
SIIとは、環境エネルギー分野における民間の企業や団体が設立した法人で、ZEH建築会社の認定や補助金などもここが取り扱っています。
ZEHの断熱性能・機密性能における省エネ基準とは「強化外皮基準(UA値」で示されます。
強化外皮基準を簡単に説明すると、室内から逃げ出す熱量を逃げ出す部分(外壁や開口(窓などの)部分など)の面積で割り、1㎡あたりどのくらい熱量が逃げているのかを求めたものです。
数値は地域によって異なり。例えば東京や大阪であれば0.6以下。札幌ですと0.4以下などと決められいます。
この数値を満たしてうえで、一般的な住宅よりも20%以上の省エネ効果が期待出来る住まいに対してZEHですよ!!と認められます!
条件を満たすには、さまざまな制約が出てきます!
こうした条件を満たすには、単に高機能な設備を取り入れるのだけではなく、建築設計にもさまざまな制約が出てきます。
例えば、「大きな窓を設けたい」という希望に対して、窓は室内の熱外に放出する部分でもありますので、強化外皮基準のクリアが難しくなることもあります。
もちろん、ペアガラスや防火窓などを設置することでクリアすることは可能ですが、その分、建築コストが高くなってしまいます。
誰だって「これだけは譲れない条件」というものがあると思いますが、ZEHだと予算も含め優先順位をしっかり決めることも重要になってきますね!
明日はZEH仕様にする際の制約についてお伝えしますね!!