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パントリーについて②
こんにちはアルフレンテの戸田です。本日もパントリーについてお伝えできればと思っております!!
前回はパントリーのメリット・デメリットについてでしたが、今回は「パントリーの間取り」について!
パントリー=「貯蔵庫」と聞くと大きなスペースで大きな造り付けの棚など、とにかくモノ(ストック)が大量に収納できる!といったイメージを浮かべませんか?(私は収納ができるスペースに奥から詰め込んで、欲しいものがどこに行ったか判らなくなり同じ商品をまた買いに行くタイプです。。。新しい商品を買ったら出てくる。。あるあるです。)
収納は大きければ大きいほうがいい!!と思いますよね。実は大きさではなく大切なの便利性です!
●使い勝手に優れたパントリーは奥行きが浅い!?
パントリーを計画する場合、ウォークインクローゼットのように人の出入りが可能な大型パントリーにする場合とウォークインほど広いパントリーにせずキッチンからモノがすぐに取り出せるような収納タイプのパントリーの2種類に大きく分けられると思います。
後者のタイプのパントリーは奥行きを浅めに作ることが基本になります。調味料など細かなモノを収納することが多いのですっきりと見渡せるように奥行きの浅いパントリーが使い勝手が良くなります。(冒頭でお伝えした私のように奥にしまったモノが迷子になることがなくなりますね!)また造り付けの棚ではなく可動棚がオススメです。収納したいモノの高さに合わせて高さを変えれるのでより収納スペースを有効に活用できます。
また棚の奥行きは40センチ以下が目安になります。これ以上奥行きがあると奥のものがどんどん取り出しにくくなります。奥に埋もれていた為いつの間にか賞味期限が切れていたなんて事も起こります。そうならない為にも何が何処にあるかわかる工夫が大切ですね。
広いスペースがあるウォークインタイプのパントリーを確保できる場合は別ですが、限られたスペースにパントリーを設置する場合は奥行きが浅いパントリーが効果的です。
●パントリーを+αで活用
一般家庭では、冷蔵庫1台分の食品ストックがあるとお伝えしておりますが、家庭によってはストックが多い家庭・ストックが少ない家庭と様々だと思います。それほど大量のストックをする必要が無い場合はパントリーを設置することが非効率になることもでてきます。パントリーの一部を普通の収納として使うという選択も出来ます。また間取りに余裕が無い場合は大きめの食器棚を設置し一部を食品ストック用のスペースとして使用すると、別途にパントリーを設置しなくても、パントリー風に活用できます。
ウーォクインタイプのパントリーも人気です。食品のストックが多い・料理が好きで調理器具を多く利用しているといった場合は広いパントリーが適しています。広いパントリーは「貯蔵庫」という雰囲気になり、作り方次第ではとても素敵な空間になります。将来、料理教室などを開きたい!とお考えの場合は調理器具も一般家庭より多くそろえておかなければならないため、広いパントリーが活躍します。
ある程度スペースがあるので調理以外の作業スペースとして活用することも出来ます。また、調理器具以外に冷蔵庫もパントリー内に収納しよりスッキリしたキッチンをつくることも可能ですね。(その際は熱がこもらないように換気ができるようにしておくと快適に使うことが出来ます。)
パントリーの為に確保できるスペースは家庭によって違います。マイホームの大きさを考えて、食器棚と兼用・ウォークインタイプなど最適なタイプを判断し他の部屋とのバランスを取ることが大切です。
(使わないパントリーほど勿体無いスペースは無いですよね!!)
次回はパントリーと動線について。。。