良い意味で「飛んでいる家」が欲しかった
職業柄、美的センスに溢れる奥さまが新居の魅力を伝えているときに、優しく見守るようなご主人さまが印象的でした。玄関のドアを開けるとお子さまが描いた絵が出迎えてくれ、室内には、「椛蓮ちゃんのお家」がモチーフになったところも。お子さまの成長の記録として背丈を刻むために、あえて柱を残すなど、出来上がった家は、「まさに希望通り!」の家。営業担当者との信頼関係が、強く築かれていることも肌で感じられる取材となりました。
--- ご職業はなんですか?
ご主人:車の整備会社に勤めています。
奥さま:会社員です。元々はネイリストでしたが、子どもができて辞めました。今は、チラシを作ったり、デザイン関係の仕事をしています。
- --- 趣味はなんですか?
ご主人:読書かな。漫画が好きです(笑。漫画なら何でも読みますね。
奥さま:夫は、お風呂も好きですね。
ご主人:スーパー銭湯など、お風呂も行きたいのですが、時間が無くなってから、お風呂にも行かなくなったなぁ。お風呂に入っている時は、時間を忘れますね。
奥さま:私は今、仕事が楽しいので。時間があったら、仕事に追われている感じです(笑。以前は、写真を撮ったり、お裁縫をするのも好きでした。
- --- ご家族はどんな人柄・性格か教えてください
奥さま:夫は怒らないですね。怒らないけれど、何もしないんですよ(笑。子どもたちには、怒りますけれど。
ご主人さま:何もしないから怒らないんだろうな(笑。
奥さま:洗濯物が山のようになっていても、気づかないというか。子どもの躾以外は何も言わないですね。
ご主人さま:妻は、優しいですね。雰囲気が優しいです。
- --- 家づくりについて
ご主人:奥が私の実家で、元々、このスペースは駐車場でした。この場所に建てようと思ったのは、単純に「手狭」になったことですね。
奥さま:以前のマンションに不満はなかったのですが、四番目の男の子がお腹にできてから、「やっぱり狭いな」って思って。一番上の子が、その時、年長さんでしたので、彼が小学生になったときに、校区が変わると可哀そうじゃないですか。だから、それまでに家を持ちたいと思ったのがキッカケです。
- --- 「こんな家を建てたい」という理想はありましたか?
ご主人: 家でプールをしたいことと床暖です。あとは、前のマンションは、追い炊き機能が無かったので、追い炊きできることが最初のリクエストでした。
奥さま:追い炊き機能がある生活しかしてこなかったので、マンションに住む前は、それほど重視していなかったんです。いざ追い炊きのない生活を送ってみたら、すごく寒かったですね(笑。
ご主人:僕は仕事が終わるのが遅いので、お風呂に入る時間帯が、みんなと違い、入る時には、すでに冷めているんですよ(笑。
担当者:あとは、リビングを広くして家族が集まれるような空間が理想だと。
ご主人:玄関が広いのも希望だったよね。
奥さま:そうそう。マンションの玄関って狭いじゃないですか。それが、すごくストレスでした。その時、子どもが二人いたのですが、「早く、靴を脱いで!」とか「早く外に出て!」とか。
ご主人:今でこそ、お兄ちゃんは小学生になりましたが、当時はお兄ちゃんも幼稚園に通っていて、一緒に出入りすることが多かったんです。
奥さま:荷物も持っていますしマンションでしたので、ドアを開けたら、他の人の邪魔にもなりますし。今は本当にストレスフリー!ですよ。買物をして荷物を置いても通れるスペースもありますので。
担当者:当初、この土地は候補にありませんでしたね。
奥さま:そうです。
担当者:「中古でリノベーションしないと難しいかな」っておっしゃっていました。
奥さま:私たちが、色々と家について探していたころ、主人のお父さんが「この土地に家を建てたらどうか」と言ってくれて。
ご主人:真ん中の僕の兄にも、「この土地に建てたら!?」と、言っていました。
奥さま:多分、長男は一緒に住んでほしいから声を掛けなかったのかも(笑。次男は違う所で家を建てましたので、私たちにお声がかかった感じでしょうか(笑。
- --- 何がきっかけで当社を知りましたか?
奥さま:リノベーションなどをネットで探していて、アルフレンテさんのインスタグラムを見つけました。
担当者:公告を見てくださったんですよね。
奥さま:「家」や「鶴見区」でも探していました。
- --- アルフレンテの営業担当者の第一印象を教えてください
奥さま:直接、伺ったんですが、とても長い時間、お話してくださって。押し売りする訳でもなく、「リノベーション」だったらこうだとか、アルフレンテさんだったら「こんなことができる」けれども、求めているのが、そうでなかったら「違うと思う」とか。とても親身になってアドバイスをくださいました。
ご主人:最初は、家を建てることは考えていなくて、中古で考えていました。
担当者:2回目にお会いした時に、「新築の建売を買おうと思っている」という話になりましたね。ただ、玄関が少し好みに合わないこともあって。
ご主人:立地的に川の裏だったので諦めたこともありました。
奥さま:後ろが遊歩道で、虫が入ってくるんじゃないか、とか(笑。
担当者:奥さまの「伊賀」に移住したいっていう話もありましたね。
奥さま:はい。ずっと伊賀に住みたいと思っていました。
ご主人:妻の仕事は、今はわざわざ通わなくてもリモートでできますが、僕は、そういう訳にはいきませんので(笑。妻のお父さんが単身赴任で、熊野や名張に数年いた時の話を聞いて、「自然が多い所がいいんじゃないか」って。妻には、その影響もあったと思います。
奥さま:夏になったら「川遊び」するのが好きなんです。結婚する前から、夫と一緒に山辺に行ったりしていました。だから「伊賀に住みたいなぁ」って思って。
--- はじめから設計事務所(建築家)と家づくりをしたいと思っていましたか?
ご主人:河上さんから、中古物件を買うにしても、比べる材料にもなるので、伊賀に行きたいという話もあり、「一度、建築家に会ってみますか」という流れになりました。
担当者:絶対に建売が良いのであれば問題ありませんが、少しでも気になるのだったらってお伝えしましたね。伊賀の話や元々、希望されていたマンションのリノベーション、トイレは2つ欲しいとか。
ご主人:トイレは子どもが取り合いになるんですよ。
担当者:それで、一度、設計事務所の矢部さんにお会いしてもらって、結果的にご実家の隣にある駐車場が使えるのではないかということになりました。
--- 担当設計事務所(建築家)を選んだ理由を教えてください
奥さま:設計事務所や建築家さんに対しては、思うことを全て伝えればいいのではないかと思っていましたし、何かあれば、河上さんともラインで気軽に尋ねることができたのも心強かったです。
ご主人:他の人に、聞こうかとも思いましたが、矢部さんと話をしていたら、「この建築士さんがいいな」と思い決めました。
--- 初めてプランニングを見た時の感想を教えてください
奥さま:最初は実家との境界線で悩みましたが、1回目に間取りなどが分かる模型を作ってくださって、それを見て「すごくいいな!」って思いました。その模型で、家のイメージが湧きましたね。
ご主人:最初、「実家の門やシャッターもつぶしていいよ」って言われていましたが、「門は残してほしい」という話にもなり、どんどん縮小して。
奥さま:矢部さんが考えてくださった家よりも小さくなりましたが、住んでみると快適です!
--- アルフレンテで家づくりをする決め手は何でしたか
奥さま:決め手は、何でも尋ねたらアドバイスもいただけましたし、河上さんが話しやすかったことです。最初に「2LDK」にするとか、あえて間取りを聞かない方針も気に入りました。
担当者:家づくりをする中で、いろいろと希望を聞くじゃないですか。その時に「何畳の部屋がいくつ欲しいですか」という聞き方をあえてせずに「どんな風に暮らしたいか」「今後、どの様にこの家で過ごしていきたいか」ということを大切にしています。プロセスが違うと出来上がる家も結果的に違ってくるんですね。
奥さま:他の業者さんにも行ってみましたが、河上さんのその話を聞いてから、アルフレンテさんはアプローチの仕方が違うなって思いました。私たちの気持ちや過ごし方に寄り添った設計をしてくださると感じたのが決め手です。
--- 予算の調整で考えたこと、悩んだことを教えてください
ご主人:金額調整というより、実家とのやり取りですね。
奥さま:実家からのアドバイスの食い違いもありましたが、今でも、いろいろと助けてもらって感謝しています。金額調整は、専門的なことや専門用語も多かったので、河上さんや矢部さんが「それでも大丈夫だ」って言ってくださったら「それでいいのかな」って。
ご主人:アルフレンテさんから、無理だったら、「じゃぁ、これはどうですか?」という提案もいただけたので安心でした。
担当者:ネガティブなイメージはなかったということですか。
奥さま:金額調整するのに細かな調整も必要でしたので、時間がかかったという点ぐらいです。キッチンは全く、減額しませんでした(笑。私は土鍋が好きで、普通のコンロは土鍋を置くと、他が使えなくなるじゃないですか。コンロが広いことが理想でしたので、そこは譲れませんでしたし、横並びのコンロにして、希望通りでした。
担当者:シンクとコンロが分かれているんですよね。
ご主人:最初は、アイランドキッチンのイメージも分かりませんでした。
奥さま:キッチンは、使い勝手もいいですね。あとは、ウッドデッキも絶対作りたい!と思っていました。
担当者:ウッドデッキは、最後まで悩まれていましたね。
奥さま:夏はプールをして、一度だけ、夕食を摂りました。マンションではできなかった、夏にプールをするのが夢だったので嬉しかったです。
--- 打ち合わせはどのような雰囲気でしたか?
ご主人:和やかな感じでしたね。
奥さま:河上さんも矢部さんも話しやすかったです。打ち合わせは月に一度ぐらいでした。
担当者:多ければ、月に二回でしょうか。
奥さま:一度に二時間ぐらい時間を取っていただきました。
ご主人:実家からの勧めで、他の業者さんへも妻と僕の母親とで見に行きましたが、いろいろな話を聞いてみて、最終的に「やっぱりアルフレンテさんにお任せしよう」と思いました。
--- 一番大変だったこと、苦労したことは何ですか?
奥さま:家の形にも拘りました!外観の緑も、出来上がったら芝生のようで気に入っています。
担当者:「緑色がいい」と奥さまからのリクエストがありましたので、緑のサンプルの中から選んでいただきました。
奥さま:あとは、間取りを決めている時に最初からトイレだけは、すごく拘りがあり、トイレは2つというのが絶対条件でした。
ご主人:便座に座ってみての壁との距離感など(笑。トイレ空間は狭すぎると圧迫感がありますし、広すぎてもソワソワしてしまいますので、矢部さんと一緒にアルフレンテさんにあるトイレを使って、メジャーで測って試してみました(笑。それに、河上さんの家にお邪魔したことが、いろいろと参考になりましたね。
奥さま:河上さんの家に伺った時は本当に楽しかったです!イメージが更に湧き、テンションが上がりました。
担当者:キッチンや収納の感じが似ていたので、実感していただくためにも自宅に来ていただきました。
--- 現場の対応はどうでしたか?
奥さま:上の子どもは、大工さんが何をやっているのか興味津々でした。口数の少ない大工さんでしたが、尋ねたことに対して丁寧に教えてくださり、私も「家を造っている」という実感が徐々に湧いてきました。
--- 住んでみた感想を教えてください
奥さま:自分の好きなように家を造ってもらえたので、ストレスフリーの毎日です。夏にはウッドデッキにプールを用意したら、子どもたちも自由に遊んでくれますし、リビングから子どもの様子が分かるのもいいですね。お風呂に入る時も、1番小さい子を入れるのが以前は大変でしたが、お風呂の床もクッション性が高く柔らかいので、お風呂場でのストレスも無くなりました。そういった日々の生活のストレスから解放されましたね。
担当者:細かいことを打ち合わせで積み重ねていったので、結果的に日々のストレスが解消される家になったんですね。
奥さま:室内干しも、相談させていただきました。マンションだったら、雨だと外に干せませんでしたが、洗濯物を干すバーを付けてもらいました。
--- 遊びに来られた方の反応は?
奥さま:私の上司の方が遊びに来てくださいました。夫側の親戚が来てくれたときは、「居酒屋みたいだなーっ」と(笑。
ご主人:玄関も広いですし、そこからすぐリビングにアクセスできるからだと思うのですが。
奥さま:玄関から、すぐにリビングが広がっているところは、みんなに「いいなぁ」って言ってもらえます。あとは、洗面サニタリー空間を「椛蓮のお家」の形と同じカタチにしてくださったのも良かったですね。家形の開口がステキだと言ってもらえます。
--- ご家族それぞれの、お気に入りのスペースはどこですか?
奥さま:椛蓮の場所があることが嬉しいです。それに玄関もキッチンも、全て好きですね。
ご主人:二階にあるトイレの恐竜の壁紙が気に入っています。見る度に落ち着きますね。
奥さま:1番上の子どもが恐竜好きなんです。3番目の女の子も、お客さんが来たら、「上のトイレは恐竜だよ!」ってはしゃいでいます(笑。
--- 「もしまた家を建てることがあれば、こうしたい」と思うことはありますか?
ご主人:二階のトイレの中に小物が置ける場所がほしいかな。トイレ収納ですね。
奥さま:後付けでもできますよね。あとは、今だけの問題ですが、ランドセルの置き場も考えればよかったと思っています。
ご主人:河上さんの家のようなキッチンにある収納はいいですね。
担当者:細かいリビング収納ですね。
--- これからこの家で、やりたいことは有りますか?
奥さま:ウッドデッキでのプール以外の使い方を考えたいです。
ご主人:やりたいことというか、「家づくり」をキッカケに雨水を受ける「とい」を見るようになりました(笑。今までは気にならなかったことですね。
--- アルフレンテと設計事務所に頼んで、一番良かったと思うところは何ですか?
ご主人:妥協することなくこの家が建ったことです。
奥さま:信頼できる河上さんに出会えたのも良かったですね。模型の時点で家のイメージができましたし、その都度、丁寧に対応してくださったので、建売を買わずに「アルフレンテさんに頼んで本当によかったな」って思いました。タイルなども私たちの好みを知ってくださって、いろいろと提案してくださいました。
ご主人:良い意味で「これにしましょう!」と後押しもしてくださいましたね。
--- アルフレンテに相談する前から実際に住んでいく中での気持ちの変化について教えていただけますか?
奥さま:アルフレンテさんに頼む前は、家がどれくらいの金額で建つのかも分からなくて。
ご主人:何も分からないので不安もなく、とりあえず行ってみようという感じでした。
奥さま:最初に河上さんが話をしてくださった内容が、とても分かりやすかったです。
ご主人:妻は一般的なものが好きではなく、好みがハッキリしていて、良い意味で「飛んでいる家」が欲しかったんです。アルフレンテさんに頼んだら、その希望を叶えてくれるのではないかと思いました。
奥さま:鶴見区にあるのも魅力的でした。アルフレンテさんだったら、自分が好きな雰囲気の家が造れるのではないかとも思いましたし、不安が出てきても任せていれば大丈夫だと感じていました。家を建てることは、「夢を語る」ことと同じじゃないですか。お二方といろいろな話ができて、とても楽しかったです!
ご主人:そんな細かい部分にも応えてくださるんだって思いました。
--- どんな人にアルフレンテと設計事務所の家づくりをオススメしたいですか?
奥さま:私たちは土地があったので実現できましたが、金銭的に叶う人なら、皆さんにオススメしたいです。特に、「こうしたい!」という拘りのある人ですね。
ご主人:何か一から作ることが好きな人。「物づくり」が好きな人には向いているかもしれないですね。人と一緒だと面白くないという考えの人です。
--- この家を一言で言うと、どんな家ですか?
ご主人:「人の存在が分かる明るい家」かな。一階や二階に居ても人の存在を感じることができますし、出窓や天窓から光がすごく入ってきて明るいんです。
奥さま:天窓の下で寝ていたことがあったのですが、目覚めると、月が真上にあって素敵でした。
お忙しい中、インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!